サードウェーブコーヒー
ここ数年雑誌でもよく見かけるサードウェーブコーヒー。知っているようであまり知られていないサードウェーブ。今日は3つのポイントに分けてご紹介。
1. そもそもファーストとセカンドウェーブとは?
ファーストウェーブとは1960年代まで続いた「大量生産・大量消費」のコーヒーの時代です。質の追求というよりコーヒーが大衆の飲み物へ大きく発展していった流れを指します。そしてセカンドウェーブとは1960年代から1990年代に起こった「深煎りコーヒーブーム」です。高品質の深煎りコーヒーをミルクと合わせたラテなどが北米で大流行した事を指します。
2. ではサードウェーブとは?
一言でいうと”お豆の個性を引き出すコーヒーのトレンド”。2002年からWrecking Ball Coffee RoasterのTrish Rothgebによって言われ始めたといわれています。現在、高品質なコーヒーは品種、産地、生産方法に注目され、今やワインのような存在に近づきつつあります。そんな素晴らしいお豆を(大型チェーンというより)地域に根付いた独立コーヒー店で丁寧に焙煎されることが特徴の一つです。また、華やかキャラクターのお豆を一杯一杯ていねいにハンドドリップで提供されることもサードウェーブコーヒーの特徴。
3.サードウェーブコーヒーが注目される訳
「今ほどおいしいコーヒーが飲める時代はない」言われるようにサードウェーブによって、高品質のお豆が生産されるようになっています。眠気覚しのコーヒーから、心に響くようなおいしいコーヒーへ。華やかさや紅茶のような風味、深みの中にも甘みを感じる。今までにないコーヒー体験を演出してくれるのがサードウェーブコーヒーなのです。
知っているようで知られていないサードウェーブについてまとめてみました。最高のコーヒーを体験を目指すアルケミストコーヒーもサードウェーブに属しています。
ますますな素敵なコーヒーライフになりますように。
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